「ありがとうを口癖に」 幸運を呼び込む秘訣

2021年2月8日 17時32分

 住職でありながら、「中陰の花」で芥川賞を受賞した作家・玄侑宗久さんは、道場で、座禅の修行をしていた時のことをこう語っています。
 「座禅中に後ろから板で叩かれますよね。叩かれるとまず、『なぜ今叩かれたのかな』と思うんです。身体が揺れたのかな、とかですね。
 ところが、何度も叩かれていると、だんだん理由が思いつかなくなるんです。
 すると、不思議ですよ。

   昔のことまで思い出すんです。

 高校時代にあの友達に意地悪したから、今叩かれたんだなとか。 そこまで記憶を蘇らせて、私たちは今受けている仕打ちを合理化しようとするんです。それが、禅の懺悔法なんですがね。」
 ・・・・・気づきましたか?

  実はここに脳の使い方のヒントがあります。

 ある現象が起きた時に、脳は、合理的な理屈を勝手に見つけ出そうとするのです。不合理なままでは落ち着かないのが、脳なのです
 これは、幸せに生きるために知っておくといい、重要な脳の働きです。ひと言で言うとこういうことです。
 「不合理反対」by脳

 では、運を良くするためにどう応用するかというと、今日あなたが会う人に「ありがとう」と言ってみればいいのです。
 その人に全然ありがとうと思ってなくてOKです。 面と向かって言わなくてもOKです。
言葉にして、口に出して、言ってみると効果は実感できますよ。言う前と言った後ではその人に対する感覚がまるで違ってくるのです。是非教室でやってみてください。誰に対してでも構いません。先生にでも、先生は生徒に、保護者の方は子どもさんに。
 ポイントは、声に出して「ありがとう」と言ってみることです。すると、あなたの脳は落ち着かなくなるはずです。 「なんであいつにありがとうなんだ」と。
 脳は、その不合理を許しません。そしてそれでも理由なく「ありがとう」と言っているうちに、その人のどこか良いところ、感謝すべきところを、脳は勝手に探してしまうのです。
「あっ、そう言えばアイツ、昔アイスひとくちくれたっけなぁ」とか。「消しゴム拾ってくれたわ」とか。
 「ありがとう」と言ってしまった以上、その人のちょっとでも良いところを探さないと脳は落ち着かなくなってくるのです。

 逆に「ばかやろう」と言えば、今度はその人の「ばかやろう」な面を、脳は検索をかけ探します。だから口げんかになったら、思ってなかったようなことまで言い過ぎちゃうでしょ。そこまで怒っていなかったのに、憎くなかったのに、言ってしまうと一気に嫌な人になっちゃう恋人からDV受けても離れられない人とかもこの論理

 つまり、「ありがとう」「ありがとう」と、そう思っていなくても口癖にしていると、意識が自然に人の良い面や、小さい幸せにフォーカスして感謝の気持ちが出てくるのです。そうなると、自分は普通にしているつもりでも、誰からも愛される、幸運を呼び込む人になっていくのです。 

川東中ブログいぶき

人権・同和教育講演会と参観授業

2024年10月13日 11時51分

 今日は新居浜市教育委員会人権教育課の小笠原忠彦様を講師として学校にお招きし、講演をしていただきました。別ができるメカニズムや解消するためにどのように考え、行動すればよいかが大変わかりやすい内容でした。生徒たちも真剣な表情で聞き入っていました。その後、各教室で参観授業を行いました。大変多くの保護者の皆様にご参加いただきありがとうございました。今日の授業内容や講演会の内容をご家庭でも話題にしていただくと嬉しいです。今週は「新居浜太鼓祭り」があります。併せて安全なお祭りとなりますようご家庭でも話していただきますようお願いいたします。

1013 講演会①

1013 講演会②

1013 参観授業①

1013 参観授業②

1013 授業参観③

1013 授業参観④

1013 授業参観⑤