小学校交流授業第3弾 神郷小学校 数学&国語
2021年2月25日 15時48分今日の午前中に、今回は神郷小学校の3クラスで交流授業を行いました。国語は藤原先生に6年2組を、数学は私教頭の山本が6年1組と6年3組で授業を行いました。国語は中学の内容の「古典」で、数学はなんと中学3年生の内容である「平方根」の学習を1時間ずつ行いました。6年2組だけ数学が体験できなかったので、アルキメデスのストマキオンをおみやげにして配布しました。知らない人も多いかも知れませんがアルキメデスって言う人は知っているかも知れませんね。数学史上の大天才が考案したパズルがストマキオンです。この時代に作られた組み合わせを変えて元の正方形を作るというパズルは、なんと2200年間、答えが何通りあるのか証明されませんでした。2003年にようやくコンピュータを駆使して1万7152通りあることがわかり、対称図形を除くと、536通りになるそうです。お家でも保護者の方と競争してもらえば盛り上がるかと思います。
授業の方は、とてもとても優秀で、久しぶりの小学校での授業に心躍りました。中学3年生の内容と聞いても怯むことなく、ルートの謎を見事解明しました。コンピュータでは分からない謎を見事解明してくれました。さすがです。見えている長さなのに数字で表すことが出来ない平方根。数字で表すことが無理なので「無理数」というこの数字は他にも円周率や金利などで登場するネイピア数などたくさん発見、定義されています。小数のかけ算を多用した授業でしたが、計算が速くて正確なので驚きました。普段から鍛えられているなぁと感じました。「学ぶ」楽しさを素直に表現できる子たちが多くて、とても勉強になりました。国語の授業でも、質問に対する答えが論理的で、しっかりと説明が出来ていて、感心したそうです。ますます、来年度1年生に進学してくることが楽しみで仕方がありません。