オンライン会議 健康観察 試行
2021年9月7日 16時45分先週は夏休み明けテストでしたが、今週から運動会練習が始まりました。それとともに、我々社会人にもオンライン研修やビデオ会議が浸透し始め、逆に悪戦苦闘する方々も出ています。オンライン飲み会やオンライン帰省などと言った今までにはなかった言葉が生まれ、そこかしこで行われています。ただのビデオ電話会議(LINEなどのSNSのグループ通話機能を利用したもの)からGoogleやZoomなどのようなアプリを介しての研修や会議などもアッと言う間に広く知れ渡り、当たり前になりつつあります。また、4G回線が5G回線へシフトアップすれば、今まで遅延が起こったり、データ量に制限がかかり実現できなかったことがアッと言う間に可能になります。もうすぐそこまで来ています。来年には大きく様変わりするほど近い将来の話です。遠隔医療が進み、全国どこにいても最先端医療の恩恵にあずかることも現実になります。タブレット端末が一人1台配備されました。タブレット端末はキーボードを省略したものが主流です。つまり、キーボード入力もフリップ入力(スマホや携帯電話で使っている入力方法)音声認識、ジェスチャー入力、視線入力などに置き換わる可能性が高いということです。特に授業の中などで利用するのであれば、思考の流れを止めること無く表現できるスピード感が大切になります。話をするように入力(ブラインド入力)できるように訓練する時間よりも、考えを共有して思考を深める時間の方が大切なのは明白です。扱えるデータ量が増えれば加速して技術は進みます。その時代を生きていく子どもたちに学校教育では様々なものに対応していける力を付けてやらねばと思います。もちろん、10年先の進化など、誰にも予想はできませんが、適応していく思考力、行動力は今から身につけていくことはできるのです。おそらくは近い将来コンピュータも量子コンピュータの時代となることでしょう。考えたことが文字になる時代を生きていくのかも知れませんね。
今日から、健康観察をロイロノートやGoogleフォーム、クラスルームを利用して、どちらにも長所短所があるので検証しています。声のトーンや表情などを見るために、Google Meetを利用して子どもたちと繋がる練習もしています。さすがは、中学生。大人の私達よりも対応スピードも速く、嬉々として活動している様子は、オンライン会議におっかなびっくりの社会人よりもたくましいなぁとしみじみと感じました。未来の教室の風景と思っていたことがすでに現実として行われていることに改めて衝撃を受けますねぇ。先生方も教室から離れ、別の場所から指示を出し、簡易のオンライン授業を構成できています。まだハード面での課題はあるものの、今は試行期間なので様々な可能性を探りながら、焦らず、今できることにチャレンジしていこうと思います。