3年4組 理科 研究授業
2021年10月21日 11時15分もうまさに最新の授業でした。膨大な授業準備、整然と整理された教材に驚きを隠せませんでした。何より、タブレット、電子黒板、アナログな手作業での実験、全てが上手く融合し、適材適所で様々なものを利用していくスタイルは、子どもたちの思考の流れを止めずに、シームレスに展開していました。その授業スタイルに慣れている生徒たちもかなり鍛えられています。この授業だけのことではないのは明白で、授業中の生徒たちのタブレットの扱い、ロイロノートやジグソー班とエキスパート班に組み合わせを変えて考察していく手際の良さは絶対に不可能です。つまり、今回の研究授業を見て自分も真似てみようと短絡的に即実行するのは不可能だと思います。教師側のスキルと生徒側のスキルが両方とも高まっていないと実現できないレベルとなっていました。予想から実験、その結果からまた予想して真理に近づいていく中で、子どもたちは多くのことを自ら発見し、班活動を通してただの知識の詰め込みにならない理科という教科の持つ特性も十分活かされていた授業でした。授業を参観した先生方はみんな楽しそうな表情で、引き込まれていました。