研究授業 1年3組数学 2年1組国語 ICT機器利活用
2021年11月16日 13時14分本日2時間、研究授業が行われました。授業を行う先生も授業を参観する先生方も生徒たちもみんなが勉強になる研究授業です。いかに学習内容をわかりやすく効率的に伝え、理解に導くか、教師として永遠のテーマです。個に応じて学習の深さや表現の仕方などの違いを把握しつつ、どの生徒にも効果的な授業を展開していくことを毎日研究しているのです。中学校は教科担任制です。他教科の授業を見る機会はなかなかありません。一日の授業時数は少なくありません。授業以外の時間には教材研究、教具作り、日記業務や校務分掌業務など、息つく暇もないというのが現状です。こういった機会があるとちょっと無理をしてでも参観して勉強できます。
1時間目は、少人数学習を行っている1年生の数学で比例反比例の利用の分野です。あらゆる教具を駆使して授業を組み立てています。黒板、電子黒板、とりのこ用紙、ワークシート、そしてタブレット利用でのアプリをそれぞれ効果的なタイミングで利用して、書くこと、表現することの手助けになるように配置していました。普段の生活でも知らず知らずのうちに使っている比例式をいかに効果的に利用するのかを考える授業となっていました。どんなに機器が新しくなったり便利になっても自分の言葉で表現するってことは、なくなりませんよね。あくまで機械は機械なのでそれをどの場面でいかに効果的に利用するのか、その力が求められているのかも知れません。
2年1組では国語の研究授業が行われました。数学と同様、様々な教材を駆使して授業が組み立てられていました。タブレット利用でのロイロノートはもう当たり前のツールとして利用されています。今回は徒然草から古典の授業ではありますが現代の子たちにわかりやすくするために、Googleマップやそこにある写真、そして子どもたちの意見を集約するためのロイロノートだけでなく、『テキストマイニングツール』を利用して、視覚的に効果を上げられる機能で、子どもたちの思考の手助けにしました。大人の我々でも目を見張るものでわかりやすく心を惹きつける効果がありました。