神郷小出前授業 国語 浮島小出前授業 理科
2022年2月24日 15時40分今日は、一昨日に引き続き、国語の出前授業を神郷小学校で行いました。国語は藤原先生が『枕草子』を題材として、読み込み、暗誦、創作活動を行いました。授業に臨む態度や発表の声、挨拶など大変しっかりしていて、もうまるで中学校の教室で授業を受けているのかと思いました。全く変わりません。むしろ、しっかり挙手したり、マスク越しでもみんなに聞こえる声でハキハキ答えるところなど、中学校の教員として勉強になることが多かったです。さらに授業内容で一番驚いたのは、先日の垣生小学校でも感じたことですが、『理由』をしっかりと付けて意見が言えることです。思考力・判断力・表現力が求められる学習指導要領に沿って授業が行われているおかげで培われているのだなぁと感心しました。『枕草子』で、自分なりの『春』を表現する創作活動で、まさに表現力の豊かさに感動しました。多種多様な春も素敵でしたが、同じ桜という題材で全く違った視点からの語彙の豊富さがうかがえる表現に思わず唸りました。出前授業でしたが、こちらも大変勉強になりました。ありがとうございました。
続いて、浮島小学校で、理科の出前授業を秋月先生が行ってきました。今年の6年生は、どの小学校も体格の大きい子が多いなぁという印象です。垣生小も神郷小も浮島小も大柄で活発な印象でした。理科の授業では、小学校では経験出来ない試薬を利用して簡易の実験も取り入れて行いました。早く本格的な実験が出来るようになれば良いなぁと願うばかりです。いくらICT機器でシミュレーションが出来ても仮想空間で見ることが出来ても、現物を扱うことに勝るものはありません。特に理科や音楽、体育など制限が強くて先生方もかなり工夫をして手法を変えて授業を組み立て直してくれています。大幅な変更なので先生方の負担も大きいなぁと感じています。授業の方は、積極的に発表を行い、真剣に見つめる目が集中していることを物語っています。合理的に行う思考が身についている児童が多く、多くを語らなくても進んで授業を行っている感じでした。おやじギャグにも温かく反応してくれてすべての班が粘り強く取り組み目標達成できていました。中学校の先生が授業を行ったのですが、先生の方が勉強になったことも多かったようです。