小中連携事業 出前授業 神郷小 社会・数学
2022年2月28日 15時37分春がグッと近づいたそんな日射しが降り注ぐ一日となりましたね。そんな今日、午後から神郷小学校にて社会科と数学科の2人の先生が、国語科の授業に引き続いて出前授業を行ってきました。もうすぐ川東中学校へ進学する6年生の2クラスに、中学校で学習する教科学習について、クイズなども交えながら話しを聞いてもらいました。2教科同じ時間帯だったので、2つの教室を行ったり来たりしながら撮影させていただきました。どちらのクラスでも、学習姿勢も話しを聞く態度も大変立派で、授業をする先生の方が緊張していた感じでした。授業が進むにつれてお互い緊張もほぐれて、活動が始まると集中して取り組んでいました。社会科では阿部先生が歴史の勉強を少し掘り下げて、知識の背景にあることについてみんなで考えていきました。写真から予想し、黒船来航というオーソドックスな歴史上の史実にまつわる授業を行っていました。黒船来校前に起きたアヘン戦争からも黒船を何故恐れたのかの謎に迫っていました。6年生の子たちは授業が進む中で、自分の社会のノートにまとめてあることも引っ張り出して考えていました。そのびっしり書かれて整理されたノートは、普段の小学校での授業がよくわかるノートでとても丁寧にしっかりと学習しているなぁとすぐわかるものでした。級友の意見を聞く度「なるほどぉ」「気がつかなかったわぁ」等といった思わず出る声がすばらしいなぁと感じました。良く気がついたねぇと言う事柄には自然とその人のなど方を向いて拍手するなど、温かいムードで終始、時間が流れていきました。
数学の授業では高松先生が、算数と数学の違いから、数学を学ぶことの良さだったり、中学校に入学するまでに身につけて欲しいことだったりと1時間で多種多様な数学に触れてもらいました。覚えた知識をどう使うのか、段取りを組んだり計画を立てたりするのに役立つ数学など、みんなとともに考えていきました。なかでもビックリしたのは数列の規則性発見の場面で小学校で習う比例・反比例ではないものでしたが、まさかの両方とも正解され、さらにはフィボナッチ数列まで発見する強者もいました。人間以外の生き物は、自然界にフィボナッチ数列が調和のとれた規則だと言うことを知っているので、植物、動物問わずその規則の中で成長しているのです。さらには確率論にまで話題は広がり、6年生のみんな、凄い集中力だなぁと感心しました。向学心、知識欲を刺激したのか鋭いひらめきが飛び交っていました。