U16 ジュニアオリンピック陸上競技大会 開催
2021年10月22日 21時10分
今日は、全国の中高生トップアスリートが、愛媛県松山市のニンジニアスタジアムに集まってきました。この夏の全日中のチャンピオンや高校インターハイのチャンピオンが夏から更に磨きをかけて、記録に挑戦するために競技を行いました。恐ろしくレベルの高い選手のパフォーマンスに血が沸き立ちました。具体的に言うなら、中学男子100mでは10秒台の争い、中学女子は11秒台での争いです。駅伝練習に取り組んでいる人もたくさんいると思いますが、1000m走ではなんと男子は2分20秒台でした。ちょっと速い男子の800mの記録です。女子は2分40秒台でちょっと速い男子では全く勝てないレベルです。そんな怪物のようなパフォーマンスの中、愛媛県代表として川東中から近藤さんが女子円盤投げで出場しました。U16(アンダー16)なので、高校生と混じって各都道府県代表の47名と闘いました。普段と全く違う試合のルールで、最初の2投で決勝進出者を決めます。この大舞台でいつも通りの力を発揮することが難しい中、1投目で自己ベストを更新し、8位の決勝進出ラインにつけました。少なくても上位3名は高校生です。中学生にはない種目で上位8人に入るとは、近藤さんも恐るべしポテンシャルを秘めていると言うことです。2投目で更に自己ベストを更新したものの、12位という結果で惜しくも決勝進出、つまり入賞を逃しました。しかしこの大舞台で2投とも自己ベストを更新し、上位に食い込む活躍は大変すばらしいものです。おめでとうございました。
オリンピックや世界陸上で使われている円盤やハンマーを回収するラジコン操作の車も登場していました。天候にも恵まれ、大会新記録が連発していました。この中から数年後にはオリンピックに出場している選手が間違いなくいることでしょう。同じピットで競技できたことは必ず大きな経験と力になるはずです。