無い物ねだり 人間だけの創造力
2020年7月23日 21時23分 人間は結構、無い物ねだりをしてしまいますよね。誰かと自分を比べてとか、隣の庭はよく見えるとか、ことわざになったりもするくらいですから。ただ、それは自分の足下を見過ごしてしまう可能性があったり、生産的な考え方というより、ねたみやうらやましがるだけで、前進しないことも事実ですね。
人間以外の生き物はと言うと、働きアリが女王アリを羨ましく思ったり、ウサギが昼寝しているライオンを見て、食べられる側じゃないから良いよなぁとか、逆にライオンが牧草を食べているインパラを見て、食べるものに困らなくて良いよなとか、思うことはないですよね。働きアリは、巣を守ったり、巣のふたになったり、中にはキノコを育てたりと自分に与えられた役割を忠実に正確にこなしています。疑問を挟む余地もないほどです。
ただ人間のこの無い物ねだりの能力は、クリエイティブな仕事に直結したりして、生活を豊かに便利にしていくために色々なアイデアを出したり、新しいものを生み出したりと他の生き物には真似出来ないことです。
部活動に追い込みをかけている時期ですが、同じことが言えるのではないでしょうか。チーム力を上げていくのはこういったクリエイティブで建設的な考え方が大きく影響すると思います。