四国総体を勝ち抜き、全国大会出場の切符を手にした新居浜選手団の壮行会が文化センター別館大会議室で開催されました。本校からは先日紹介した、女子バスケットボール１５名と女子バドミントンシングルス１名でした。他に船木中の女子バドミントンダブルスの２人と西中の男子水泳競技１人の合計１９名でした。なかなか愛媛県大会で勝つことすらとても難しいことで、更に四国で勝ち抜くなんて、１０年に１度あるかないかくらいなのではないでしょうか。実際、新居浜市にたくさんの中学校の先生方がいらっしゃいますが、全国大会出場を経験された監督は、ほんの一握りでしょう。宝くじに当たるよりも難しい奇跡的な出来事といっても過言ではないと思います。私も３０数年顧問をしてきましたが、毎年のように全日中へ出場していたのは、陸上競技部、卓球部、バドミントン部くらいで、あとは、水泳競技、バスケット女子、ソフトボール女子くらいだったような記憶しかありません。
　選手たちが気兼ねなく精一杯全力で闘ってこられるように、学校としても全面的にバックアップしたいと考えています。さらに昨年度は全日中が新型コロナウイルス感染症の影響で中止となり、未だに猛威を振るっている中での実施となります。感染状況に一喜一憂し、その都度自粛自粛と呪文の様に政府、県、市から要請や呼びかけがあり、その中でも行き帰り、試合期間含めて安心してプレイに集中出来るよう最善の方法で感染リスクを最小限に抑えて挑めるように支えていきたいと思います。オリンピアンの試合を観戦する中で自然と涙がこみ上げてあふれたように、スポーツの力でプレイする者も応援する者も感動を共有できると思います。一生に一度のあなたたちしか味わえないすばらしい時間を満喫してきて欲しいなぁと心から願っています。新居浜、愛媛、四国中の人を含め、そして私達も全力で応援しています。

　壮行会でのバスケット部キャプテン服部理央さんの弾けるような笑顔での乾杯の挨拶、２年生とは思えない堂々とした全国経験者のバドミントン部　佐々木弥都さんの決意発表、もう活躍する姿しか思い浮かびませんでした。態度も競技力もとってもすばらしいメンバーでした。