令和3年度 スタート 始業式
2021年4月8日 15時46分令和3年度がスタートしました。みんなの元気な姿を見て、学校が喜んでいるようでした。学級発表があり、みんなの笑顔がさらに爆発していました。その後、新任の先生方の紹介がありました。ぴくりとも動かない静まりかえった体育館に新任の先生方の方が緊張されていたようです。みなさんのすばらしい態度に驚き、ビビッてました。オールイングリッシュで紹介された先生もいたり、懐かしの川東中だったり、フレッシュな新規採用の先生だったりと個性豊かな先生方のお話しで楽しめました。
そのまま始業式が行われました。近藤校長先生から、学校開きの式辞がありました。私たち教職員もハッとさせられる内容がありました。
「新学年の期待で胸が大きく膨らんでいることでしょう。しかし、それがいつも期待通りのものになるとは限りません。苦手な人や、苦手な勉強との出会いになる場合もあるでしょう。ただ、人は出会うべき時に、出会うべき人や物事に出会うと言われます。全てのものが何かの意味を持って出会っているのです。
自分には向かないと思っていた勉強が、やってみると面白く、それまで知らなかった自分の適性を発見できるかもしれない。一緒に過ごすうちに、その人からいろいろな気付きや刺激が得られ、生き方、考え方が変わるかもしれない。
出会いは自分の可能性を広げ、成長するチャンスです。しり込みせず、新しい環境に積極的に飛び込んでいきましょう。そこからまた新たな出会いが生まれ、人の輪が更に大きく膨らみ、毎日がより豊かになっていくに違いありません。」
まさに、私たちも共感する内容で、子供たちとの奇跡のような出会いを毎年、味わっています。一生続く出会いとなることが多いだけに、さらに気が引き締まっています。
さらに、こんな話が続きます。「今日新しい学年がスタートしたばかりですが、一年後に、3年生は卒業の時を迎え、2年生は最上級生になる時がやってきます。
その時に、『どんな自分になっているのか』
その時に、『どんな道が自分の前に開けているのか』
それは、今から一年間の皆さんの心と行動で決まります。
この一年間の最後に、この体育館で、みんなで揃って、笑顔と感動が溢れる卒業式、そして、修了式が迎えられる川東中学校にすることが、私の目標です。
今私の目の前にいる皆さんは、しっかりと頭を上げ、顔をこちらに向け、心で私の話を聴いています。その姿に感動を覚えるとともに、皆さんが今日という日に向けて志をしっかりと立て、登校してきていることが実感でき、大変うれしく思っています。
「やればできる‼」という言葉を耳にします。「絶対に目標を達成させよう」という強い決意の表現だとは思います。しかし、その言葉で終わるのではなく、『やればできた‼』と胸を張って言える姿を、大いに期待しています。一年間、一緒にがんばりましょう。」という言葉で締めくくられました。もちろん、新型コロナウイルス感染症防止対策は必要で、『うつらないよう自己防衛!』 『うつさないよう周りに配慮!』『習慣化しよう3密回避!』のもと、学校でも、私生活でも新しい生活スタイルは続けていくことにも。まだまだ予断を許さない状況は変わりありません。できる限り、子供たちの学びを止めない努力をしていくつもりです。ご協力、ご理解のほどよろしくお願いいたします。