県新人、市駅伝壮行会
2021年11月2日 15時46分いよいよ市駅伝が明日行われます。4月から地道にこつこつと練習してきた成果を発揮するときです。川東中の女子チームは、他のチームでは珍しい3年生が中心メンバーです。私も前任校でオール3年生のチームの経験がありますが、なかなか部活動を引退した後、女子は1,2年生の勢いに押され、なかなか選手としてキープすることが難しいものです。モチベーションも同級生のほとんどは部活をしておらず、高まらないものです。しかし、自主練もまさに自主的に行っていて感心していました。男子は、昨年から順調に成長したキャプテンが800m、1500mの選手として全国レベルまで伸び、今年はエースとしてしっかりと役目を果たしてくれています。楽しみでしかない明日のレース、自分の力をしっかりと発揮して欲しいなぁと願っています。県新人も来週からスタートします。コロナ禍で練習試合や、ポイント練習などが不足しがちですが、それは愛媛県内どこも大きく差はありません。信じられるのは今まで行ってきた練習です。仲間を信じ、自分を信じて全力でプレイしてきてください。応援しています。
校長からの激励の言葉では、ご自分の部活動顧問経験から子どもたちの今の心境に迫ったお話しでした。『先生、私には素質がありません』と訴えてくる部員が良くいたそうです。目に見える結果ばかりに一喜一憂しているとつい本当に大切な目に見えないものを感じられずにいて不安感だけが募るときがあります。周りの人と比べっこばかりしていると、自分の短所ばかりが目に付き、長所を探す力を失いがちになります。チームワーク作りで大切なことは『目標である遠くの星をみんなで見つめながら努力を続ける』ことです。努力もしないでできる才能なんてちっぽけなものです。それを「素質がある」と勘違いして努力をしなければそれ以上伸びることはありません。『素質があるから努力するのではなく、努力しているから素質が見つかるのです』そうやって見つけたものはかけがえのない人生の宝物になります。
「勝利への執念」を絶えず持ち続け、思いっきり戦い、走り抜いてきてください。