全国中学駅伝競走大会! 快挙の裏側
2021年12月20日 19時00分当日のコンディションは、昨日よりはかなり改善されていました。雪かきをして頂いたり、至る所に砂を入れて頂いたりとコースを試走していると整備が大変だったであろうことが容易に想像できました。感謝しかありません。ありがたい事だと感じました。女子のレースが始まるとあっという間に男子の出番となります。早朝にしっかりとアップしていたので、本アップは身体が軽そうでした。アップ場でもひときわ前傾してスピードが上がっているのが目立つほどでした。二泊三日共に生活をしてみて、選手の意識の高さにも驚かされました。ノリが良くて子どものようなはしゃぎ方とは裏腹に食事や睡眠、起床など、試合慣れしていると感じました。それぞれのクラブや部活動でかなり鍛えられている証拠です。それに加えて期待に応えたいという欲求が強く、監督、コーチとの信頼関係が秀逸であるからこそのものだと分かります。プロフェッショナルな部分と子どもらしくエンジョイする部分が共存できているのです。普段のお家での生活が想像できますよね。毎日の生活の中で培われるものはやはり大きいです。保護者の方に改めて感謝です。
レースが始まったら、とにかく最初から突っ込んで躊躇せず抜くことだけを考えるという単純明快なプランで挑みました。挑戦者たるもの当たって砕けろです。もちろん、最初からいってもつぶれない確信がありました。ここぞと言うときに声援が力になる子、静かに見守って一声だけにする子、これも選手によってみんな違います。すべての区間の選手が自分に任された役割をしっかりと果たしたからこそ、掴み取った結果だと感動しました。駆けつけてくれた保護者の方とも涙を流しながら喜びを噛み締めました。監督が走ることの楽しさを感じてもらいたいと、まずは経験することからと声をかけてメンバーを募り、コーチが専門的な練習計画を立てて選手に常に寄り添い、個人個人に合わせて長所を伸ばしてきた結果が身を結んだのだと心が熱くなりました。夢と感動を子どもたちからもらい、キャプテンの言葉通り、幸せな時間を過ごさせてもらいました。本当にありがとうございました。スマホの写真ですが、別バージョンの試合の様子です。