2年生 県学力調査 CBT
2022年1月17日 11時08分2年生対象の愛媛県学力調査が本日から始まりました。これは例年と変わりない取り組みですが、今回はCBT方式で、つまり生徒は、紙のテストを受けるのではなく、タブレット端末を使って試験を行うということです。未来の学校と思っていたことが早くも実現しているってことです。この2年間、授業でも当たり前にどの教科でもコンピュータを使って行ってきました。急速に広がってきているので、課題もまだまだ解消はされていませんが、改善しながら試行錯誤して行っているのが現状です。今回も根本的な課題が相変わらずなかなか改善できておらず、2年生だけにもかかわらず、不安材料が残りました。全校一斉となれば、さらに難しいのは明白です。環境をしっかり整えていかなければ、全員一斉に公平に試験を行うことは難しいと感じます。でも紙ベースでは不可能なこともできる可能性は無限にあります。例えば、今は全員同じテスト内容ですが、個別に同等の内容で違った問題にすれば、周囲とテスト内容も答えも違うので、パーティションを作る必要もなくなります。数学の授業の中では紙ベースですが小テストでは個別に行ったりしていました。採点が自動化されれば、教師側の負担も改善され、即応性もぐんと上がります。今回の県学力調査の意図とはズレるかも知れませんが、いろんな可能性を探りながら、有効なタブレット端末の活用ができればいいなぁと思います。それにしても環境が整ってからではないと本来意図している利便性、有効性は発揮できないとも思います。