賞状伝達と終業式

2024年12月25日 12時25分

 愛媛県新人体育大会から先週までにいただいた賞状を伝達しました。スポーツあり文化面(作文・読書感想文・習字・イラストなど)あり、資格(実用英語技能検定・日本漢字能力検定)ありのたくさんの受賞や合格がありました。今日はインフルエンザの感染拡大に備えて急遽リモートで賞状伝達と終業式を行いました。そのため、マスクの着用は本人の判断に任せる形で行いました。

 今日で2学期の活動は終わります。以前に話したように「修業」には始まりと終わりがあります。2学期までの学習や諸活動はしっかり「始業」し今日「終業」できたでしょうか。もしまだやり残したことがあるなら次の段階の「始業」までに取り組みましょう。終わりのない「修行」も大切です。年末年始は自分にできることを見付けて行動する、心の「修行」もしっかりお願いしますね。3年生の皆さんはいよいよ巣立ちの年を迎えます。自分の人生の中では自分が「主人公」なのですから、自分でしっかり自分の物語創り上げていってくださいね。

1225 賞状伝達①

1225 賞状伝達②

1225 賞状伝達③

川東中ブログいぶき

2年生 少年式記念行事その①

2025年1月31日 15時23分

 2年生は数えで15歳となり、昔でいう「元服」にあたる時期(元服は決まった年齢ではなく幅がありますので)になります。現代でいうと「大人になる準備を始める時期」ということになるのでしょうか。よく少年に火に日に合わせて橋本佐内の「啓発録」が紹介されますね。「稚心を去る」「気を振う」「志を立つ」「学に勉む」「交友を択ぶ」の5つのことを心がけることを決心したのが数えで15歳、つまり2年生の皆さんと同じ年になります。もう一人紹介します。幕末の「三舟」(勝海舟・高橋泥舟・山岡鉄舟)の内の一人である山岡鉄舟は同じ15歳の時に二十則を心に決めたそうです。紹介しますと

一 を言うべからず                 

一 君の御恩忘るべからず(これは時代的にないですね)

一 父母の御恩忘るべからず

一 師の御恩忘るべからず

一 人の御恩忘るべからず

一 神仏ならびに長者を粗末にすべからず(長者はお年寄りの方々ですね)

一 幼者を侮るべからず(後輩や幼い人のことですね)

一 己に心よからず事 他人に求めるべからず(いやなことは他人に押し付けるなということでしょうか)

一 腹をたつるは道にあらず(怒りに任せるなということでしょう)

一 何事も不幸を喜ぶべからず(他人の不幸を喜ぶなということでしょう)

一 力の及ぶ限り善き方に尽くすべし(全力を尽くして良い方向に進みなさいということでしょう)

一 他を顧して自分の善ばかりするべからず(自分だけいい思いをすことはしないということでしょう)

一 食する度に農業の艱難を思うべし 草木土石にても粗末にすべからず(食に対する感謝)

一 殊更に着物を飾りあるいはうわべをつくろうもの心濁りあるものと心得べし

一 礼儀みだるべからず

一 何時何人に接するも客人に接するよう心得べし

一 己の知らざることは何人にてもならうべし

一 名利のための学問技芸すべからず

一 人にはすべて能不能あり いちがいに人を捨て あるいは笑うべからず(できることとできないこと)

一 己の善行を誇り人に知らしむべからず すべて我心に努むべし

となります。立派な大人になる準備、始めましょうね。

0131 2年生集合写真