新任式・始業式・入学式準備 超段取りよく

2020年4月8日 14時00分

 残念ながら新任式は、新型コロナ感染症拡大防止策として、放送で短縮して行いました。新しく赴任された先生方には申し訳なかったのですが、名前と顔が一致するようにしっかりと触れ合って、知ってくださいね

 続いて、始業式も放送で行いました。みんなは教室で静まりかえった中で厳粛に行えていました。

校長式辞の中では、この特殊な状況も踏まえて、お話していただきました。抜粋いたします。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3月から突然休校となり、1カ月以上が経ちました。新型コロナウイルス感染の終息が見えない状況ですが、こうして皆さんとともに新学期を迎えられてほっとしています。しかし、新居浜市でもいつどこで感染してもおかしくない状況になっています。そこで学校が再開するに当たり、次のことを必ず守ってほしいと思います。

 1つ目は、毎朝必ず家で健康チェックをして、かぜの症状があるときは無理をせず休んでください。

 2つ目は、マスクを着用して咳エチケットに努めましょう。また手洗いをこまめに行い、感染リスクを減らしましょう。

 3つ目は、友達と話すときはできるだけ距離を置いて、話しましょう。また、教室では出入口や窓を開けて換気に努めましょう。これらのことに気を付けて、密閉された空間に、たくさんの人が集まらず、近距離での会話や発声は避けてほしいと思います。自分や周りの人を守るために、みんなで気を付けていきましょう。

 皆さん、進級おめでとうございます2年生は先輩と呼ばれる立場になり、3年生は最上級生となり、下級生に模範を示し、リーダーシップを発揮しなければなりません。それぞれの立場や役割をよく自覚し、2年生、3年生にふさわしい行動をとってほしいと思います。

 そして、令和2年度は川東中学校の生徒像「心豊かな生徒」「進んで学ぶ生徒」「たくましい生徒」を目指して、次の3つのことに力を入れてほしいと思います。

 一点目は、地域の行事や公民館活動、ボランティア活動に積極的に参加して、地域に貢献してほしいということです。川東中学校はコミュニティ・スクールとして、学校、家庭、地域が連携・協働して皆さんを見守り育ててくれています。感謝の気持ちをもち、自分たちが地域のために何ができるか考えて行動してほしいと思います。

 二点目は、あいさつをしっかりするということです。昨年度の学校評価でも十分ではないと答えた人がたくさんいました。昨年度より一歩進めて、家族、友達、地域の人、誰にでも自分から進んで気持ちの良いあいさつのできる人になってほしいと思います。

 三点目は、学力を向上させてほしいということです。学力を向上させるために、まずは授業に必要な準備物をそろえ、宿題を確実にして、授業に臨むことです。そして授業中は人の話をしっかり聞き、自分の意見をしっかり発表して、毎時間の目当てを確実に達成して、基礎・基本を身に付けていきましょう。

 以上三つのことを実行して、一人一人が健やかな体、豊かな心、確かな学力を育てていってください。そして、みんなで川東中学校をさらによい学校にしていきましょう。

 すべては掲載できていませんが、簡潔に目標を設定していただけたので、みんなで達成できるよう頑張っていきましょう。  

川東中学校の校章は、ペンをモチーフにしています。学力向上を目標にしていることにまさにピッタリですね。文武両道でスポーツや芸術面も活躍する生徒が多い学校です。両立がしっかりと達成できるように頑張っていきましょう。

川東中ブログいぶき

人権教育講演会

2024年11月22日 16時15分

 本日は東京大学 教授 星加良司 様を学校にお招きして「人権教育講演会」を実施しました。星加様は高校生まで新居浜でお過ごしになり、中学校時代は本校の稲見剛仁先生が3年間学級担任だったというご縁でこの講演会が実現しました。星加様は幼いころ病気のため全盲となりましたが、強い意志と不断の努力により東京大学に進学され、現在も同大学で学生に講義を行っています。今日の演題は「多様性を生きるヒント」でした。多様性を認め、だれもが生きやすい社会を作り上げるためにはあらゆる人たちの考えや状況をとらえ、公平で公正な考え方の基であることの大切さを教えられたように感じました。星加様、遠路本校まで足をお運びいただき、生徒の心に残るすばらしい講演までいただきましたことに感謝申し上げます。今後ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

1122 人権教育講演会①

1122 人権教育講演会②