人権同和教育基礎研修&参観授業
2020年12月6日 14時20分今年度初の参観授業となりました。合唱コンクールは学年別で行いましたが、今回は、1,3年生は1,2時間目で奇数クラス、偶数クラスで時間差を付けて分散参観とし、一斉に参観するのを避けて行いました。出入口で手指消毒をお願いして名簿チェックもしていただきました。ローカからの参観でしたが、子どもたちが頑張る様子を熱心に見ていました。子どもたちも張り切ってよく考え、良く発表していました。
2年生は、3時間目に学年集会という形で、講師の方に来ていただいて、「LGBTってなに?」という演題で講演を保護者と共に聴きました。体育館では1学年なのでかなり広く座席間隔をとり、保護者の方は2階席から観覧していただきました。2階席も市松模様で椅子を配置し、100席ほどは確保しました。ほぼ満席状態で、1,3年生の保護者の方も講演会も参加していた方もおられました。とても積極的に学ぼうとしていただいて、感謝の言葉しかありません。子どもたちもとても真剣に聞き入っていました。さすが2年生、生徒会役員選挙にも取り組んでいる時期だけあって、みんな素晴らしい態度でした。また、折角の講演会ですが、全校生徒が集まることは難しいということで2年生だけの予定にしていました。しかし、それでも子どもたちに講演会を聞かせたいということで、1,3年生は3時間目リモートライブ配信で教室の中にいながら参加しました。
1年生は「ちがいのちがい」の授業の中で、3年生は「統一応募用紙」の授業の中で、それぞれがマイノリティに対する差別意識について鋭く見抜き、みんなが、全ての人が、幸せに暮らせる社会を実現するために自分に出来ることを考え、実践していく自分づくりのための貴重な時間となっていました。講演会では、「SOGI」についての理解を深め、マイノリティを認めることが遅れている日本の中で、世界水準になるため、大切なことが学べたと感じました。 ・・・・・[SOGI」(Sexual Orientation Gender Identity)